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洋書　JAPAN ヨーロッパ人が描いた近世の日本地図

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16世紀初頭から19世紀にかけて西洋人が描いた日本の地図です。

編集者：ルッツ・ウォルター

大型本、ハードカバー、232ページ、イラスト265点、カラー182点。26x32cm。

『日本：地図のビジョン』は、ヨーロッパ人が作成した壮大で色彩豊かな日本地図を紹介します。
16 世紀初頭に描かれた日本地図は、粗雑で空想的な描写でしたが、 19 世紀半ばに出版された地図はかなり正確になりました。
本書では、西洋の探検家や地図製作者が思い描いた日本の姿の変化を辿ります。

国際的な専門家チームによるエッセイでは、ヨーロッパと日本および日本人との 3 世紀半にわたる接触の歴史的背景が説明されています。
この期間は、ポルトガルの宣教師と商人による初期の接触から始まり、16 世紀後半から 17 世紀前半にかけてのオランダ人とイギリス人の貿易商の訪問を経て、200 年間の鎖国に入ります。
その時期、西洋と日本との唯一の接点は、長崎にある出島のオランダ商館でした。

11 編のエッセイには、肖像画、絵、当時の風景、地図などがふんだんに盛り込まれています。エッセイには、論じられている時代の概要、出島から江戸までのオランダ人の海路と陸路による毎年の旅の詳細、日本地図作成に多大な貢献をしたオランダ東インド会社の医師、エンゲルベルト・ケンペル (1651-1716) とフィリップ・フランツ・フォン・シーボルト (1796-1866) に関するエッセイ、日本の南北の島々の探検に関する記述などが含まれています。

1900 年以前の日本の印刷地図のリストは128 項目からなり、1967 年に出版されたトニーキャンベル博士の先駆的な著書「日本: 1800 年までのヨーロッパの印刷地図」を更新したものです。

経年に伴うシミがあります。

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